長濱ねるちゃん
アイドルの区分としてよく聞く「天空アイドル」と「地下アイドル」という言葉。最近では最早地下アイドルという業界が広がりすぎてどこからどこまでが地下なのかすら分からないし、半地下などという中途半端な言葉も聞く。
実際自分の応援している妄想キャリブレーション*1やMaison book girl*2は地下アイドルではあるものの今ではレーベルの傘下でメジャーデビューをしている為、天空と地下の間のどこに当てはまるのかよくわからないし、自分でもこの2グループの事を「地下現場」と呼ぶことには少し違和感を覚える。
そんな中自分の周りで最近よく使われている言葉が「ライブアイドル」と「メディアアイドル」という言葉だ。この二つの言葉は地下や天空と比較すると区別がはっきりしており、非常に使いやすい。しかし、あまり広範囲に浸透してはおらず、自分も使うことはなかった。
この記事を書くまでは。
個人的価値観では、アイドルは楽曲の上で成り立ってる。どんなにかわいい子でも、楽曲の刺さらないユニットは応援する気にはあまりならない。そういう点で、今まで僕は欅坂46や乃木坂46の事を敬遠していた。代表曲があまり刺さらなかったからだ。
ところが今日、僕は長濱ねるちゃんのことが好きになってしまった。きっかけは空いた時間にふと見てしまった以下の動画である。
ホンッッッッマに可愛い。以前からTwitterで画像はよく見ており、顔めっちゃ可愛いな~と思ってはいたのだが、動いて喋ってるとホンマに可愛い。そしてその感想を以下のようにツイートした。
暇だったからねるちゃんの動画見始めたら止まらなくなってきた。メディアアイドル、怖すぎる
— まりん (@S_U_m31) 2017年3月29日
そう、このツイートが初めて僕が「メディアアイドル」という言葉を口にした(呟いた)瞬間である。
これこそが、メディアアイドルの本質だと身をもって体感した。ライブアイドルというものは金を払って自分で現場へと足を運ばなくてはその魅力を感じることができないが、メディアアイドルは家にいながらもその魅力を享受することが出来てしまうため、非常に門戸が広い。
これは本当に当たり前の事ではあるのだが、実際にライブアイドル、メディアアイドルの両方を好きになってみないと強く感じる事が出来ない事だと思う。ここにこの言葉がなかなか浸透しない理由が潜んでいて、即ちライブアイドルとメディアアイドルに両方ハマったことのある人間にしかこの言葉は使えないのだ。
この発見ができただけでも今日は非常に有意義だったし、アンテナを広く持っておく事は本当に重要である。
早速今日長濱ねるちゃんが出てるクイズ番組を見ながらめちゃくちゃ応援してしまったし、アイドルを好きになるとか推すという行為はそれくらい軽いものでも良いんだなという、当然ながらも見落としがちなことに気付かされた。
まさかねるちゃんが正解して「よっしゃあ!!!」って大声で叫ぶとは思わなかった、今日好きになったばっかりなのに
— まりん (@S_U_m31) 2017年3月29日
更には今まで聴いてこなかった『二人セゾン』がMasterpieceであることにも気付けたので、軽い気持ちで手を出して良かったと思う。
これを読んでる皆さんにも、ライブアイドルのオタクにはメディアアイドルにも、メディアアイドルのオタクにはライブアイドルにも是非手を出してみてほしい。
それでは。
*1:『冴えない彼女の育て方♭』EDテーマ『桜色ダイアリー』を宜しくお願いします。
*2:4月5日発売の1stメジャーアルバム『image』を宜しくお願いします。