年の瀬ですね。
楽曲10選を選んでいたら140文字に収まらなくなったので、こちらに記録します。
基本1アーティスト1曲縛りで、以下の5部門で2曲ずつ選んでいきます。
・ライブ補正部門
・アニタイ部門
・純粋な楽曲部門
・ボカロ部門
・アイドル部門
それでは参ります。
・ライブ補正部門
1. 青空のラプソディ - fhana
大抵の人の10選に入ってる、今年の傑作。
ワンマンも良かったが、やはり深窓音楽演奏会が忘れられない。
この曲、ムーンリバー、Hello! My World!!とどれも傑作だが、ライブでの楽しさがダントツということでこの部門で選出。
2. adrenaline!!! - TrySail
High Free Spiritsと並び、TrySail現場を一気に湧き現場に仕上げた1曲。
イントロでありえん低姿勢でエアベースを弾き(この楽曲に黒須克彦氏は関わっていません)、サビの「ずっと回る回る~」で連番者を洗濯機のように回す楽曲。
直前のMCでの曲振りが世界一いらないことで有名。
TrySail・ソロから1曲選ぼうと思った中で、盛り上がりという意味でこれがベストだと思い選出。
・アニタイ部門
3. さよならバイスタンダー - YUKI
今年見た数少ないアニメのうち、3月のライオンからこちらを選出。
いきなりパッと開け、疾走感のあるオープニング映像と楽曲のマッチ感が半端じゃない。
OPでこの作品の「明」を表現して惹きこんだ後に、EDの『orion』で「暗」を表現して締める構成がとても好き。
23話以降の『フラッグを立てろ』も含め、この作品にYUKIさんを起用したのは名采配だと思う。
4. Here - JUNNA
魔法使いの嫁、追いかけて見始めたのですが素晴らしいですね…。
歌入り、3拍子と4拍子を織り交ぜた楽曲構成、上下の激しいサビのメロディラインに乗るJUNNAさんの迫力のある歌声に鳥肌が立ちます。
また、オープニング映像に本編中のカットを少しずつ挟む演出、あれ好きなんですよね。2クール目も楽しみです。
・純粋な楽曲部門
5. Trip Trip Trip - ORESAMA
アニソン界に旋風を巻き起こしているORESAMAから、一番好きなこの曲を選出。
サビの疾走感とベースラインのえげつなさ。間奏の3拍子でファンタジー感を演出し、落ちサビで初めて曲名を回収してからのラスサビ転調、最高。ポップなMVも素敵。
ぽんの特徴的な歌い方もライブになると力強さが増すようなので、来年は絶対にライブに行きたいと思っています。
田所あずささんのアルバムより、リード曲を選出。
今回のアルバムは完成度が非常に高く、またつい先日のライブ補正も強いのですが、あえてこの部門に入れました。
各所で言われていますが、2サビに行かず間奏に繋がる構成、ファンが魂の叫びを合唱できるDメロ、そしてブレイクの使い方がエモ過ぎるラスサビ前と、聴きどころが満載。
オタクは堀江晶太に聴覚を支配されてる。
・ボカロ部門
7. 雨とペトラ - バルーン
ボカロを聴かなくなって久しかった今年だったが、フォロワーが話していたので何気なく聴いたこの曲に衝撃を受けた。マジでもっと早くバルーンという名の天才の存在を知りたかった。
絶妙な中華テイストの音の作り方や動画の作りが一昔前に自分がずっとボカロを聴いていた時期を思い出させる。また調声のレベルが人間レベルに達している(らしい)昨今、flowerを使って機械感を残しつつも聴き取りやすく仕上がっており、是非とも聴いてほしい。
8. 囮と致死毒 - CapsLack
5年前に『真夜中と混線少年』という楽曲で完全に心を掴まれたCapsLackが今年に入ってもなお新曲を投稿していたと知り、聴きに行ったら完全に惚れた1曲。
少ないオケの音数の上に乗る囁くようなミクの調声の気持ちよさが麻薬のように頭に入ってくる。この方の楽曲はどれもオススメなのでマイリスト巡回(死語)を推奨します。
・アイドル部門
9. 十六歳 - Maison book girl
今まで主に変拍子でせめてきたMaison book girlが、今回のシングルでは3拍子と4拍子しか使わずに恐ろしい完成度の2曲を持ってきた。
プロデューサーのサクライケンタがAIとの対話を通じて詞を完成させた『言選り』も傑作だが、今回紹介する『十六歳』には完全に新しいブクガを見た。
まずイントロだが、低い音の密度で半端じゃないキャッチーさを演出してきており、一瞬で心を掴まれた。
そして軽快なAメロ・Bメロのオケと、ドラムの音が大きく切迫感のあるサビとの対照が映える。
MVも今までのブクガのイメージを一新するもので、是非他の楽曲でブクガを知ってからこの曲を聴いてほしい。
10. ダンス・ファウンダー - フィロソフィーのダンス
10月以降の僕の運命を狂わせた1曲。
初めてフィロソフィーのダンスのステージをちゃんと見に行った4thワンマンで初披露されてから、ずっと僕の心を離さないアンセム。
一瞬でフロアを自分たちの色に染め、新しいダンスを踊らせてくれる。
この曲を引っ提げてこれからも彼女らには突き進んでいってほしいし、それをずっと応援していたい。
総括としては、今年は触れたコンテンツの数が少なく、選ぶ幅が狭かったなと反省。
また先日アニクラに参加したのですが、自分が高まる曲の殆どが数年前に青春を共にした楽曲達で、最近のアニメなどに触れていない老害化が進行している気がしたので、2018年はもっと色々なコンテンツに触れて積極的にバケモンを発掘していきたいと感じました。
以上です、読んで頂きありがとうございました。